防災士·10

防災士 地震・津波のメカニズムと対策

地震の種類・津波発生メカニズム・南海トラフ地震・首都直下地震など地震災害の基礎知識

問題情報

分野地震・津波のメカニズムと対策
問題数10問
出題頻度

問1

海溝型地震と内陸活断層型地震を比較した説明として、正しいものはどれか。

  1. 内陸活断層型地震は海溝型地震よりも規模が大きく、マグニチュード9クラスになることが多い
  2. 海溝型地震は震源が浅いため、揺れの範囲は震源直上の狭い範囲に限られる
  3. 内陸活断層型地震は震源が浅く、震源直上では局所的に極めて強い揺れとなることがある
  4. 海溝型地震では津波が発生することはなく、内陸活断層型地震で津波が発生する

問2

津波の伝播速度に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 津波の速度は水深に関係なく一定であり、常に時速約100kmで伝わる
  2. 外洋の水深4,000m付近では、津波はジェット機並みの時速約700kmで伝わる
  3. 津波は浅瀬に近づくほど速度が増し、波高は低くなる
  4. 津波の伝播速度は波高に比例し、波が高いほど速く伝わる

問3

液状化現象が発生しやすい条件の組合せとして、最も適切なものはどれか。

  1. 粘土質地盤・地下水位が深い・地盤が固い
  2. 岩盤地盤・地下水位が浅い・地盤が緩い
  3. 砂質地盤・地下水位が深い・地盤が固い
  4. 砂質地盤・地下水位が浅い・地盤が緩い

問4

建築基準法の耐震基準に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 新耐震基準は1981年(昭和56年)6月1日に施行され、震度6強〜7程度でも倒壊・崩壊しないことを目標としている
  2. 新耐震基準は1995年の阪神・淡路大震災を契機として施行された
  3. 旧耐震基準の建物は震度6強〜7程度の揺れでも倒壊しないように設計されている
  4. 建物が新耐震基準に該当するかどうかは、建物の竣工日(完成日)で判定する

問5

長周期地震動に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 長周期地震動は周期が短いため、木造住宅に最も大きな被害を与える
  2. 長周期地震動の階級は1〜10の10段階に分類されている
  3. 長周期地震動は高層ビルを大きく長時間揺らし、室内の家具や設備に大きな被害をもたらすことがある
  4. 長周期地震動は震源に近い場所でのみ発生し、遠方には伝わらない

問6

地震保険に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 地震保険は火災保険とは別に単独で契約することができる
  2. 地震保険の保険金額は火災保険の30〜50%の範囲内で設定し、建物は上限5,000万円、家財は上限1,000万円である
  3. 地震による火災の損害は、火災保険だけで全額補償される
  4. 地震保険の損害区分は「全損」と「半損」の2段階である

問7

地震の揺れを伝えるP波とS波に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. S波はP波より速く伝わるため、最初に到達する波である
  2. P波は横波であり、S波は縦波である
  3. P波もS波も固体・液体・気体のすべてを伝わることができる
  4. P波は初期微動を、S波は主要動をもたらし、S波の揺れが建物被害の主な原因となる

問8

南海トラフ地震臨時情報に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 想定震源域内でマグニチュード8.0以上の地震が発生した場合、「巨大地震警戒」の臨時情報が発表され、事前避難対象地域では1週間の事前避難が求められる
  2. 南海トラフ地震臨時情報は「調査中」と「調査終了」の2種類のみである
  3. 南海トラフ地震臨時情報は、これまで一度も発表されたことがない
  4. 「巨大地震注意」が発表された場合、対象地域の住民は全員直ちに避難しなければならない

問9

南海トラフ地震の被害想定(2025年3月公表)に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 想定される死者数は最大約5万人で、そのほとんどが建物倒壊によるものである
  2. 想定される死者数は最大約29万8,000人で、そのうち津波による死者が約21万5,000人を占める
  3. 経済被害は約50兆円と想定されている
  4. 南海トラフ地震は今後100年以内には発生しないと政府は評価している

問10

緊急地震速報に関する説明として、正しいものはどれか。

  1. 緊急地震速報は、S波を検知してから各地の揺れを予測して発表される
  2. 緊急地震速報(警報)は、最大震度3以上が予想される場合に発表される
  3. 緊急地震速報は、P波とS波の速度差を利用して、強い揺れ(S波)の到達前に発表するものである
  4. 緊急地震速報は震源からの距離に関係なく、常に揺れの10分前に届く