問1
災害時のトリアージにおいて、傷病者の治療優先順位を示すために用いられるトリアージタッグの色と区分の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 赤色(最優先治療群)→ 黄色(待機的治療群)→ 緑色(保留群)→ 黒色(死亡・不処置群)
- 黄色(最優先治療群)→ 赤色(待機的治療群)→ 緑色(保留群)→ 黒色(死亡・不処置群)
- 赤色(最優先治療群)→ 緑色(待機的治療群)→ 黄色(保留群)→ 黒色(死亡・不処置群)
- 赤色(最優先治療群)→ 黄色(待機的治療群)→ 黒色(保留群)→ 緑色(死亡・不処置群)
問2
クラッシュシンドローム(挫滅症候群)に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 長時間圧迫された四肢が解放された瞬間に、骨折による激しい痛みでショック状態となることをいう
- 長時間圧迫された筋肉が解放されると、壊死した筋肉から流出したカリウムやミオグロビンが全身に回り、急性腎不全や心停止を引き起こすことがある
- 圧迫部位に細菌が繁殖することで敗血症を起こし、全身状態が急速に悪化することをいう
- 圧迫による血流障害で四肢の末端が壊疽を起こし、切断が必要となる状態をいう
問3
通電火災に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 地震発生直後に電気配線がショートして発生する火災のことである
- 停電から電力が復旧した際に、損傷した配線や転倒した電気器具から出火する火災のことである
- 雷が電線に落ちて過電流が流れ、家庭内の電気器具が発火する現象のことである
- 電力会社の変電所が被災し、異常な高圧電流が家庭に流れ込んで発生する火災のことである
問4
災害時の安否確認手段に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 災害用伝言ダイヤル「171」は、固定電話や携帯電話から音声メッセージを録音・再生できるサービスである
- 災害用伝言板「web171」は、インターネットを通じてテキストによる安否情報を登録・確認できるサービスである
- 災害用伝言ダイヤル「171」は、大規模災害発生時にNTTが運用を開始するもので、平常時には一切利用できない
- 携帯電話各社も災害用伝言板サービスを提供しており、「web171」から各社の伝言板の情報を横断的に検索できる
問5
大規模災害後のライフライン復旧に関する記述として、一般的に正しいものはどれか。
- 復旧の順序は一般的に、電力→通信→上水道→ガスの順で、ガスの復旧には最も時間がかかる傾向がある
- 復旧の順序は一般的に、ガス→上水道→電力→通信の順で、通信の復旧に最も時間がかかる
- すべてのライフラインはほぼ同時期に復旧するため、復旧順序に一般的な傾向はない
- 復旧の順序は一般的に、上水道→ガス→通信→電力の順で、電力の復旧に最も時間がかかる
問6
エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)の予防法として、誤っているものはどれか。
- こまめに水分を摂取する
- 足首の曲げ伸ばしやふくらはぎのマッサージを定期的に行う
- 安静にするため、なるべく同じ姿勢を保って動かないようにする
- 弾性ストッキングを着用する
問7
大量出血時の応急手当に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 出血部位より心臓から遠い部分を強く縛る間接圧迫止血法を最初に行う
- まず直接圧迫止血法を行い、清潔なガーゼや布を傷口に直接当てて強く圧迫する
- 止血帯を常に第一選択として使用し、傷口の直接圧迫は行わない
- 出血量が多い場合は、傷口を水で洗い流すことが最優先である
問8
避難所における感染症予防・衛生管理に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 手洗い・手指消毒を徹底し、トイレの衛生管理を適切に行うことが重要である
- 発熱や下痢などの症状がある人は、別室に隔離するなどの対応が望ましい
- 避難所では多くの人が密集するため感染症が拡大しやすく、換気も重要な対策である
- 災害直後は非常事態であるため、食品の衛生管理は平常時ほど厳格でなくてよい
問9
災害時のトリアージで用いられるSTART法に関する記述として、正しいものはどれか。
- 傷病者の氏名・年齢・既往歴を確認し、重症度を判定する方法である
- 歩行の可否、呼吸、循環(脈拍)、意識レベルの順に評価し、短時間で優先度を判定する方法である
- 医師のみが実施できる高度な医学的判定法であり、一般の救助者は使用できない
- 搬送手段の確保状況に応じて治療優先度を変更する方法である
問10
クラッシュシンドロームが疑われる傷病者を救出する際の対応として、最も適切なものはどれか。
- 一刻も早く圧迫物を取り除き、自力で歩かせて搬送する
- 圧迫物を取り除く前から可能であれば輸液を開始し、救出後は速やかに医療機関へ搬送する
- 圧迫されている部位をマッサージして血流を回復させてから圧迫物を取り除く
- 圧迫物を取り除いた後、数時間その場で安静にさせて経過観察する