発酵食品ソムリエ 発酵の基礎知識

発酵の定義・仕組み、腐敗との違い、発酵の歴史と食文化との関わり

問題情報

分野発酵の基礎知識
問題数10問
出題頻度

問1

発酵の生化学的な定義として、最も適切なものはどれか。

  1. 微生物が酸素を使って有機物を完全に分解すること
  2. 食品を長期間保存するために塩漬けにすること
  3. 微生物の働きにより有機物が分解され、人間にとって有益な物質が生成されること
  4. 食品に含まれる水分が蒸発して成分が濃縮されること

問2

発酵と腐敗の違いについて、正しい説明はどれか。

  1. 発酵は微生物の働きによるが、腐敗は化学反応のみで起こる
  2. どちらも微生物の働きによる変化だが、人間にとって有益かどうかで区別される
  3. 発酵は高温で起こり、腐敗は低温で起こる
  4. 発酵は動物性食品にのみ起こり、腐敗は植物性食品にのみ起こる

問3

発酵が進むことで食品に起こる変化として、正しいものはどれか。

  1. たんぱく質がそのまま蓄積され、硬くなる
  2. 食品中の水分がすべて失われる
  3. 糖分やビタミンが完全に消失する
  4. でんぷんが糖分に、たんぱく質がアミノ酸に分解され、甘みや旨味が増す

問4

アルコール発酵の化学反応について、正しい説明はどれか。

  1. グルコースがエタノールと二酸化炭素に分解される
  2. グルコースが酢酸と水に分解される
  3. グルコースが乳酸と二酸化炭素に分解される
  4. グルコースが水とアンモニアに分解される

問5

乳酸発酵の特徴として、正しいものはどれか。

  1. 反応に必ず酸素が必要である
  2. 最終生成物としてアルコールが生じる
  3. グルコースから乳酸が生成される
  4. 高温(80℃以上)でのみ反応が進む

問6

酢酸発酵が、アルコール発酵や乳酸発酵と異なる大きな特徴はどれか。

  1. 微生物を必要としない純粋な化学反応である
  2. 酸素を必要とする好気的な反応である
  3. 反応温度が0℃以下でなければ進まない
  4. 糖を直接分解して酢酸を生成する

問7

世界で最も古い発酵食品の一つとされているものはどれか。

  1. チョコレート
  2. こんにゃく
  3. 豆腐
  4. ヨーグルト(発酵乳)

問8

発酵が適切に進むための条件として、最も重要な要素の組み合わせはどれか。

  1. 温度・湿度・時間
  2. 光量・気圧・塩分濃度
  3. 標高・風速・水質
  4. 紫外線量・重力・磁場

問9

人類と発酵の関わりについて、正しい説明はどれか。

  1. 発酵食品は19世紀に科学的に発明された比較的新しい技術である
  2. 発酵食品は特定の地域でのみ発達し、世界的な広がりはなかった
  3. 発酵食品は偶然の産物として生まれ、世界各地の食文化に根づいてきた
  4. 発酵の原理は古代から完全に解明されていた

問10

発酵によって食品の保存性が高まる主な理由として、正しいものはどれか。

  1. 発酵により食品の水分が完全に除去されるため
  2. 発酵で生成される酸やアルコールが腐敗菌の繁殖を抑制するため
  3. 発酵により食品が真空状態になるため
  4. 発酵により食品の温度が常に低く保たれるため

Sources: